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基本的に本人の意識とは無関係に記述されるいわば自動書記です。
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深夜のテレビもめぼしい物は終わってしまい、そろそろ寝ようかなんて歯磨きなどを始めたそんな時。
我が家にはカメラ付きのインターホンがあり、来客の姿が見られるようになっているのですがふと、なにげなくそのカメラのスイッチを入れてみたのです。 別に玄関先、ドアの向こうに気配を感じたとかそういうことは全然無く、ただなにげなく。 するとカメラの画像には一人の少女の姿が映っていました。 顔は俯き加減で表情はよく見えませんでしたが、まだあどけなさが見て取れる十二~三歳の子でした。 いくら少女とはいえこんな時間に・・・と思いさすがにドアを開けることは躊躇われました。 と、同時にあることを思い出したのです。 そこでインターホン越しに彼女にこう話しかけました。 「君の家族は引っ越してしまって、もうここには住んでいないよ」と。 以前この部屋に住んでいた家族がある事故で一人娘を失ってしまい、その部屋を移ったという噂を耳にしたことがあったのです。 彼女は私の話をすぐに理解してくれたようで、部屋の前から立ち去っていきました。 引越し先を知らないであろう彼女には悪いことをしたかなと思いながら、「ああ、そういえばお盆の季節なんだな」と感じたしだいなのです。
by Borusichi
| 2005-08-17 17:51
| 怪談
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